《突出した能力》
自閉症の人は、知能指数に関係なく偏った能力の発達をすることが多くあります。どういう事なのかというと、まず抜群の記憶力を持っていることが多いです。
カレンダーの日付や曜日を全て覚えていたり、時刻表を丸暗記したり、漢字を全て覚えたり、一年間の日の入り日の出の時刻を覚えたり、ほかにも色々なことを記憶している人がいます。自閉症の人が全員記憶力に優れているわけではないのですが、自閉症の人の特徴でもある「こだわり」が集中力となり自分の興味深いものに関する事柄を記憶するようです。カレンダーや数字へのこだわりから、人の誕生日などを覚えている人もいるそうです。「こだわり」とは関係なく、純粋に記憶として「何月何日何曜日こういう事があった」と出来事を記憶している人もいます。
ジグソーパズルが得意な人も多く、完成図を見ないであっという間に仕上げてしまったりします。これは自閉症の人が色や絵柄よりも形そのものを認識する力が強いということです。パズルのピースひとつひとつのわずかな違いを識別しているようです。
自閉症の人は音楽など芸術面で才能を発揮することがあります。ピアノを弾くのがとても上手だったり、一度聞いただけで同じ曲を弾けるようになったり、幼いうちから作曲などをする子もいます。
この他にも、計算が得意ですらすらと難しい暗算をやったり、手芸や絵を描くのが得意だったり様々な特徴があります。もちろん自閉症の人がみんな突出した能力を持っているわけではありません。